戻るな!
こんばんは!
門(かど)まゆみです。
京都での合同研修から1週間が経ちました。
コンフォートゾーン=不安にならない行動範囲
通勤する、昼ご飯を食べる、お風呂に入るというような、いつもやっていることを頭に思い浮かべてみてください。不安になったり心配したりしない、慣れ親しんでいる毎日の行動は、コンフォートゾーンの一部です。
コンフォートゾーンから出ることで襲ってくる大きな不安により、不確かなことのレベルが上がり、落ち着かない気分になります。いつも車で通勤している人にとって、運転をするのはまったく大したことではありません。慣れ親しんだことであり、どんなことが起こるかわかっています。初めて車を運転したり、スカイダイビングをしたり、新しい仕事を始めたりすることは、どれも不確かなことに満ちていて、不安になります。
不確かなことがあると、ネガティブな体験に対してより強い反応をするようになります。不確かなことのせいでネガティブなイメージが先行すると、何が起こるかわかっている時に比べて、冷静さを失いやすいということが研究により証明されています。
親しみがあるものは、居心地が良く、楽しむことができるので、新しいものに対して警戒するのは当然です。進化論的な視点から見ると、親しみのあるものはより安全とみなすため、知っているものの方が魅力的に感じるのです。脳は「前にこれをやってみたけど死ななかった。だから多分もう一度やっても安全だ」と考えます。新しいことに挑戦するにはエネルギーが要ります。だから、疲れていたり元気がなかったりする時は、新しいリスクを冒すよりも、慣れ親しんだ習慣に甘んじることが多いのです。
さて、冒頭にも書きましたが、合同研修から1週間が経ちました。
折角、おおー!ってなった学び。もっとやってやるぞ!って入った気合い。
いつも通りに戻っていませんか?
コンフォートゾーンで仕事をしていませんか?
研修が意義あるものだったかどうかは、研修の当日の出来栄えではありません。
コンフォートゾーンで仕事をしている人は、研修を意義のなかったものにしてしまいます。
自分で自分のケツ、叩きましょう!!