できることを見つけ、取り組む時
西武ライオンズの佐藤友亮(ともあき)・二軍外野守備・走塁コーチが26日(日曜)
の朝日新聞に私のお薦めの一冊として、『道は開ける』(デール・カーネギー)を
紹介してくれました。米国の自己啓発の第一人者は、牢獄の鉄格子から外を眺める
2人の囚人をあげ、「一人はぬかるんだ地面を見て、もう一人は明るく輝く星を見た」
という有名なお話。
緊急事態宣言で、外出自粛が続く中、何もしないでうつむいているか、未来に目を
向けた充電期間とできるか、そこで人生は大きく変わると佐藤コーチは指摘します。
春夏の全国大会にはスカウトの立場で、何度も甲子園球場に陣取り、高校球児に
冷静で、温かい視線を注いだ経験から、人生を作り上げるのは「周りの環境」では
なく、「自らの思考」なのだと。
がんばれ、高校球児!! 甲子園が待ってるぞ!! 蛭間俊之