『私たちの時代』をもう一度!!
2010年12月30日にフジテレビ系列で放送されたドキュメンタリー番組で、
2011年に公開された映画作品でもある『私たちの時代』を思い出した。
今日は、北陸の県立高校の先生〔硬式野球部監督〕と久しぶりにお話する
ことができた。「夏の選手権大会、無観客で何とか開催できませんか?」
と切実な訴え。2006年選抜大会に21世紀枠で選ばれ、愛知県の私学に接
戦の末、逆転サヨナラで惜敗。第102回大会では、昨夏の優勝校を倒せる
実力を身につけ、甲子園で勝つことを目指していただけに、大会中止は実
に無念。3年生部員だけでなく、ご本人も教員生活ラストイヤーで悔しい。
能登半島地震〔2007年3月25日〕による被害を乗り越え、県立高校女子
ソフトボール部が健闘する日常を美しく描いた『私たちの時代』では、
厳粛な卒業式で、卒業生代表生徒が涙ながらに、これからの生き方を決意
した答辞が立派に読まれる場面がとても印象的です。
大会中止という決定が正しかったのか、今一度映画で確認したいのです。
蛭間俊之