「皆が試合に」を新常識に
「アフターコロナ」の時代、土曜・日曜はリーグ戦の形式で、3月から6月まで30試合前後、1チーム15人以内で、毎試合全員出場。各高校は複数チームの出場を認めるなど新しい提言がなされている。
6月23日〔火〕の日経新聞「スポートピア」で、バスケットボール女子日本代表元主将の大神雄子さんは、五輪競技の中でも、バスケットボールは「遅咲き」の選手が多いから、育成年代では試合に可能な限り多くの選手が出られる仕組みへと変えていかないといけない、と指摘する。選手に成長の機会をできる限り多く提供するのが大人の役目であるなら、トーナメント方式で出場機会なしとなる選手を多く出すのはまずい。
新しい常識を野球界も作り出していきたい。
蛭間俊之