前例のない大会へ
「令和2年度夏季京都府高校野球ブロック大会」はいよいよ7月11日〔土〕に開幕する。京都府の強豪校は独自大会のルールに合わせて7イニング制で練習試合を行っている。通常の9イニング制とは投手の継投など、勝負のかけ方が違うからだ。今年最初の公式戦に、主催者は熱中症など健康面を心配するが、3年生に最後の節目を飾らせようと、理事会は長時間にわたり、意見を戦わせた。
夏季滋賀県大会も7月18日〔土〕に開幕するが、球場の記録室には係員を仕切る「ついたて」を設置し、3年生に悔いのない試合をさせたいと本番に向けた準備に力が入る。健闘を祈りたい。
蛭間俊之