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東京六大学野球開催 武漢ウイルス禍の希望!

 2020年8月10日~8月18日に明治神宮野球場で開催された東京六大学野球・春季リーグ戦は、全国の学生に勇気と希望を届けたのは間違いない。朝日新聞・安藤嘉浩編集委員〔県立岐阜→立教大学〕によると、早稲田大学・小宮山悟監督は「我々の連盟は天皇杯を下賜(かし)されており、アマチュアスポーツ、大学野球の代表のつもりで戦わなければならない」と語ったそうだ。何せ、増居将太投手〔彦根東、2年〕が初先発した早慶戦での戦いは両大学とも死力を尽くし、炎天下でのタイブレークだった。球審の山口智久さん〔明治大学OB〕の「さあ、行くぞベンチ!」という選手を盛り立てるような明るい大声は観客の拍手を呼んだ。それは、選手への深いリスペクトが伝わったからだ。応援団がいないので、響くのはセミと選手と審判員の声だけだった。

 応援団は球場内で活動できなかったが、9月19日開幕予定の秋季リーグ戦は、内藤雅之事務局長によれば、どうやら外野席を使用しての応援が見られそうだ。関西では京滋リーグが早くも開幕しているが、各地の秋のリーグ戦が楽しみだ。

蛭間俊之