2017年の進学状況、来年春の動向
今日は来年春の各大学の進学状況のニュースがあったので紹介したいと思います。
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毎日新聞から引用しています。
http://mainichi.jp/
グローバル系学部 学科の新設目立つ
中根 ところで、近年、グローバル系学部・学科の新設も目立ちます。
安田 グローバル系の学部は既に100大学以上に設置されています。ただ、新しいだけに学ぶ内容やカリキュラムは大学によってさまざまです。授業をすべて英語で行う大学もあれば、留学期間も、半年のところもあれば1年間という大学もあります。ですから、大学ごとの教育内容を比較検討し、自分の関心や将来の希望に沿っているかを十分に吟味することが重要です。
中根 個別に見ていくと、芝浦工業大に建築学部が新設されます。文高理低の中で、建築系の人気は高いですね。
石原 防災や東京オリンピック・パラリンピックに向けての都市計画など、建築学や環境工学への注目度が高まっています。芝浦工業大は豊洲キャンパス開設以降、人気が継続しており、相当数の志願者が集まると思います。
中根 2020年の東京オリンピック開催もあり、スポーツ・健康系の学部も注目されています。来春は日本体育大にスポーツ文化学部が新設されます。
安田 数年前に法政大や立命館大にスポーツ・健康系の学部が相次いで開設されましたが、それに次ぐ第2次新設ブームですね。
時代の流れとこれから起こりうる物事に沿って大学も新しく学部を新設していくことが良くわかります。
東京オリンピック、近年数々の災害を踏まえて
建築、医療看護、スポーツ分野、そしてグローバル化などをテーマになってきてますし。
もちろんニーズがあるからこれらの学科が各大学にて新設されるのですが、ちょっと疑問を感じる部分もあります。結局、その時の時代背景によって学生等の志望希望もコントロールされてる気がします。
これは間違ってると言ってるわけではなく、
個人の意思よりも国、時代、学校によって将来をコントロールされており、自分のアイデンティティ的なところは益々、生まれないなって感じるからです。
いまの学生は益々、自分のしたいことよりも安全ぱいを選んでいっている傾向みたいですが、
グローバル化とうたっている以上は、海外の人材と対等に渡り歩いていくには自分のアイデンティティは絶対に必要です。
そういう部分こそ大学は伝えていくべき。
周りから日本は完全に舐められてますからね。